2018年2月のお稽古日記-香りとペン字編-

こんにちは。SENS事務局スタッフYです。今回は遅ればせながら2月のお稽古を振り返りたいと思います。


2月のペン字のお稽古では、はじめて“香り”の体験をしてもらいました!!

スタート時、こどもたちが真っ先に気になったのは、机の上にズラリと並ぶキレイな和紙のいろがみ。

「なになに?何がはじまるの!?」と、こどもたちも興味津々。

まずはじめに、先生から「今回のテーマは香りです。みんなはいい香り~と思うものは何かあるかな??」と、質問がありました。

「ハイ!ハーイ!」元気よく手を挙げ…

「森の中!」「とちの木とか、土の香り」

「ゆず!」「ひのき」

「せっけん~!あと、お花も!」

と、なんだか渋めの答えが多いですが笑、いくつも良い香りが出そろいました。「なるほどなるほど!どれも良い香りですね。それではこれから先生が「お香」を焚いてみるので、よく見ておいてくださいね」と、現代の日常ではあまりお見かけしない、香りを楽しむための器である“聞香炉”が登場。

大切そうに包まれた香木が灰の上にセットされ、いよいよ香りを「聞く」時間。香りは、「嗅ぐ」ではなく「聞く」と表現すること、さらに聞き方も教わったこどもたちは、大事そうに聞香炉を両手でしっかりと持ち上げると、ゆっくりと香りを味わっていました。

香りを聞くときには、自然に目を閉じて五感を研ぎ澄ませ・・・うっとりとした良い表情ですね^^

香木は、3種類を順番に聞いていき、ここで先ほどの色がみが!3種類の香りを聞き、それぞれの香りのイメージに合う色を選ぼう♪というのが、色がみを用いた課題でした。

迷うことなく3枚選ぶ子もいれば、「うーーーん。どちらにしようかな~」とじっくり決めている子も。選んだ後は、それぞれの紙を選んだ理由も聞いてみると、「お花っぽい感じだったから。」「渋い匂いだったから茶色。」「高貴な香りだから紫系」などと、同じ香りでも、各自異なる印象を抱くこともわかりました^^


お次は、また別の香りを聞いて、イラストや文字で表現してもらうワーク。サインペンや筆ペン、カラフルなマーカーも用意して、好きなように描写をしてもらいました。

香りからイメージできるものは、虹、水玉模様、、、中には蚊取り線香の絵や、お着物のイラストも!みんな笑顔で、自分の作品について発表したり、意見を言ったりしました。


はじめての香り体験は、個々の感性と表現力が伸び伸びと発揮され、こどもたちの自由な発想力に無限の可能性を感じられるお稽古となりました。


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