2017年SENSふりかえり<夏>

【夏】

SENSなつまつり

うちわに筆入れ & 茶道体験

ゲスト 打楽器奏者 原口香英



開講から3ヶ月、月2回のペン字と茶道のお稽古は、パターンの組合わせを繰り返すことで少しずつ所作やポイントを身につけていきました。

茶道レッスンでは、正座の姿勢に慣れるために、「5月の音を聞く」や「正座クイズ」という季節に関連したクイズを出題。

たとえば、「Q:12月は師走と言いますが、それはなぜでしょう。」「A1:北海道で一番寒さを観測する町が師走町があったから。A2:本来は四が和すで、春夏秋冬の四季の最後で和するから。A3は・・・」という三択クイズを、正座の姿勢を崩さないように頑張りつつ、答えていく。正座の姿勢も、楽しみながら。

すり足も椅子取りゲーム方式で、遊びながら覚えてもらう。歩くことが楽しくなって、いつの間にか自信がついて、しっかり和の歩き方が身につく。

盆の上で少しずつ始めるお茶の稽古、、、。毎回、お待ちかねの季節の和菓子と干菓子に「きょうのお菓子は、何~??」と顔を輝かせるこどもたち。


そして、ちょっと覚え始めた頃合いを見て、茶道や書道の本来の楽しさをより深く味わってもらうために、SENSなつまつりを開催

書道のクラスでは、3歳~14歳までのこどもたちが真剣なまなざしで筆を動かして。お清書として画仙紙の大判うちわに文字をしたためて、完成!個性あふれるステキな作品がたくさん生まれてみんな満足気^^

さらに、なつまつり後半のメインイベントでは、氷柱茶会を開催。

参加してくれた同年代のお友だちに、お点前を初披露!

はじめての発表会のような、ドキドキ、ワクワク、そわそわ。。。

それでも、こちらが驚いたのは、御茶会直前のランチタイムに、子どもたちだけでひそひそと「ここではこうしよう、あそこでは一回お互い顔を見てタイミングをあわせよう」などと言いながら、お点前と流れの確認をしていたこと。

お友だちの前だからこそ、かっこよく!

御茶会のお客様として参加していたお子さんが、自分が連れてきたお友達に、「あのお点前している子は、僕の友達だよ」と少し誇らしげに伝えている声も聞こえてきたりして、なんとも微笑ましい空気に満ちた時間。参加してくれたこどもたちの親御さんからも、「お点前での立ち居振舞いがキレイでびっくり!」「礼の仕方が美しくて素晴らしい」との嬉しい嬉しいお声も多々頂戴し、初めての御茶会は大成功!

SENS初めてのなつまつりは、熱量いっぱいの豊かな想い出に。


秋へつづく。


目黒文化スクール

考え、学び、表現する ちからを手に入れる! 書道 /ペン字/ 茶道/おとなクラス

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